ノートパソコンは軽くて省スペースで、持ち運びながら使える非常に便利なパソコンです。
しかし、いざノートパソコンを購入しようと思っても「どこを見て選べばいいのかわからない…」という方は多いはずです。
今回は、ノートパソコンを初心者にも分かるように重要なポイントをいくつか紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
ノートパソコンを用途・目的別に選ぶ

初心者が重視するポイント
ノートパソコンを購入する際には、価格だけを気にするのではなく目的に合った製品を選ぶことが大切です。
インターネットの調べ物やWordやExcelなどのビジネスソフトを使うのであれば大画面モデルが見やすく快適です。
Officeソフトが必要な方は、別で購入するより割安な同梱モデルがおすすめです。
また、動画編集やゲーム用途の場合、CPUやメモリ、GPUの性能が高いハイスペックモデルを選ばないと快適に動作しないこともあるため覚えておきましょう。
ネットサーフィン・動画再生が目的の場合
ネットサーフィンや動画再生といった用途がメインなら、10万円以下の低価格モデルでも問題ありません。
CPUはCeleronプロセッサ、メモリも最低4GBあれば大丈夫です。
ただし、より快適に使いたい場合はある程度のスペックを備えたモデルがオススメです。
Core i3以上のプロセッサや8GBのメモリを実装している製品であれば、ウェブサイトや動画データの読み込みもスムーズです。
ビジネス向けが目的の場合
ビジネス用途に使用する方にもOffice付きモデルがオススメです。
報告書やプレゼン資料を作成したり、データを分析してグラフ化したりとさまざまなシーンで活躍します。
ディスプレイは携帯性と視認性に優れた、13~15インチサイズが使いやすいので便利です。
外回りなど持ち運ぶ機会が多い方は1.3kg以下の軽量モデルを選びましょう。
また、サブディスプレイが使える製品なら効率的に作業が進められるので快適です。
ゲームが目的の場合
PCゲームを楽しみたい方は、CPUの性能やメモリの容量はもちろんグラフィックチップ(GPU)の性能が高いモデルを選びましょう。
負荷の少ないゲームならGeForceシリーズの「GTX1050」クラスを、高グラフィックのタイトルなら「RTX2060」以上がオススメです。
動きの激しいFPSやTPSはモニターのリフレッシュレートが144Hzあると、滑らかな映像を表示できるのでゲームに集中できます。
動画編集が目的の場合
動画編集に使用するノートパソコンはメモリ容量の大きなモデルを選ぶと快適です。
最低でも16GB以上を搭載した製品がオススメです。
画面サイズが大きくフルHDなど高精細表示の可能なディスプレイは、細かな箇所が確認しやすいので便利です。
また、サブディスプレイが接続できると作業効率を上げることが可能です。
HDMIやUSB Type-Cといった映像出力端子の有無も確認しておきましょう。
ノートパソコンのおすすめスペックは?
一般的な用途で使うのに快適なスペックは以下のスペックのパソコンを選ぶとよいです。
CPU | インテル Core i5 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB以上のSSD搭載機 |
ディスプレイ | フルHD以上の解像度 |
これくらいのスペックのパソコンを選べば、一般的な用途には、ほぼ快適に使えます。
一般的な用途とは、
インターネット
メール
DVDやネットで動画・映画を見る
オフィスソフトでワードやエクセルを使う
画像編集(本格的ではないもの)
写真や音楽を楽しむ
などです。
まとめ
ノートパソコンを買って一番もったいないこと・・・。それは、
「性能が低すぎて、快適に使えず、すぐに使わなくなってしまう」ということです。
これから長くパソコンと向き合っていくにあたって、自分の目的にあったノートパソコンを見つけるのは大事なことなので、「自分がやりたいこと」を考えて選んでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。